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自己愛性パーソナリティ障害(NPD)のDARVOという手法
自己愛性パーソナリティ障害(NPD)のDARVOという手法があります。ターゲットを支配しコントロールするために、頻繁に用いられます。 「DARVO (ダーボ)」は英語の単語の頭文字をとって作られた造語です。 D ーDeny(否定する) A ーAttack(攻撃する) RVO -Reverse Victim and Offender(被害者と加害者を入れ替える) 詳しく見ていきましょう。 D ーDeny(否定する) 自分の罪や過ちを認めない。ガスライティングや嘘を用いて、被害者の感情や訴えを「気にしすぎだ」とか「大げさだ」などと矮小化や否定をする。 A -Attack(攻撃する) 自分は悪くないと主張するため被害者を攻撃する。疑問を投げかける被害者に対して疑いをかける。 RVO ーReverse Victim and Offender (被害者と加害者を入れ替える) まるで自分こそが被害者であるように議論をすりかえ、被害者を加害者に仕立てる。そうすることで傷を負っている被害者をさらに傷つける。 このように、DARVOを巧みに用いることにより、自分の
Aira-Life-Coaching
2月5日読了時間: 3分


自己愛性パーソナリティ障害(NPD)の病的な嫉妬心
自己愛性パーソナリティ障害(NPD)の診断基準の一つに以下があります。 しばしば他人に嫉妬する、または他人が自分に嫉妬していると思い込む。 (DSM-TR 精神疾患の診断・統計マニュアル『医学書院』より) NPDの人は、周囲の誰よりも自分が優れており、自分だけが賞賛され成功を手にする特別な存在だと思いこんでいます。よって自分以外の誰かが何かを達成したり、賞賛を浴びることに対して極端な嫉妬心をあらわにします。素直にうらやましい、尊敬する、などと表現することはできず、自分の嫉妬心を自分でも認めることができないため、それは不当な怒りや言いがかり、やつあたりなどで表現されます。 NPDの治療 で述べたように、本人は心の根底で低い自己肯定感に苦しんでおり、それを補うために、自分は特別だという誇大性を持つことで自己を保っています。なので、身近な人が自分より優れた業績をおさめたり賞賛されたりすることは、自己を揺るがす恐怖となります。その結果、度を越した嫉妬心が沸き上がり、怒りや敵対心となり、自己愛性パーソナリティ障害(NPD)の病的な嫉妬心が生まれ
Aira-Life-Coaching
2024年6月4日読了時間: 4分


自己愛性パーソナリティ障害(NPD)のスミアキャンペーン(中傷・悪口)
自己愛性パーソナリティ障害(NPD)のスミアキャンペーンは、ターゲットを孤立させるために用いられます。 英語で “smear” とは、中傷、非難、悪口などの意味。つまりスミアキャンペーンとは、悪口や中傷を広めることです。NPDの人はターゲットとの関係が終わった時やターゲットに不満がある時、ターゲットを貶めるために 嘘 や誇張した話を言いふらして、悪い評判をわざと流すことがあります。これがスミアキャンペーンです。 ターゲットがNPDとの関係に悩み誰かに相談したいと思った時、すでに周囲に中傷を吹き込まれていて相談できない状態になります。またNPDの人が自分を正当化し、まるで自分こそ被害者のように振る舞い嘘のストーリーを流すことで、周囲の人がターゲットの言い分を信じなくなってしまいます。 NPDの人から離れた後にもターゲットに対する支配を示すためや、後に フーバリング しやすくするために行われます。 悪口を周囲に言いふらすことでターゲットは人間関係から孤立してしまいます。すると別れた後もNPDの人に戻ってしまったり、都合の良いときに利用したりしやすくな
Aira-Life-Coaching
2024年4月15日読了時間: 4分
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