回避と自己愛性パーソナリティ障害(NPD)との関係
- Aira-Life-Coaching
- 4月5日
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「回避型」「回避依存」と言う言葉を聞いたことがありますか?回避と自己愛性パーソナリティ障害(NPD)との関係」についての質問を良くいただきます。ネットには様々な情報があり、混乱してしまう方も多いようです。
回避とは
まず、一口に「回避」と言っても色々あります。
①「回避性パーソナリティ障害」精神疾患診断マニュアルに正式に記載されている障害(医師の診断がいる)
②「愛着スタイルの回避型」障害ではなくどの様に人に関わるかの型。障害ではなく、人との関わり方のタイプ(医師の診断は必要ない)
③「恋愛依存症の回避依存タイプ」も障害ではなく、恋愛に振り回されてしまう人の中での一つのタイプ(診断は必要ない)
「パートナーが回避ではないか」とお悩みの多くの方が、③を指していることが多いです。
③の恋愛依存症の回避依存は、自己愛性パーソナリティ障害(NPD)に似通っていて、特にカバートタイプとよばれるNPDの特徴に非常に似通っています。
パートナーが回避かも?と相談に来る多くが実はNPD傾向がある場合も多いようです。
私がいつも強調して言わせて頂くのは、相手が何でありどんな特徴があろうと、最終的には自分が幸せが幸せじゃないか、ということが一番大切だということです。相手がなんであろうが、自分の心身が健康でいられないのなら、それはあなたにふさわしい人ではないのでは?ということです。
ただ、相手の特徴を学ぶことで、より客観的に自分と相手との関係が見えてきて心の落とし所が見つかる、という意味で、障害やタイプ名などをはっきりさせたいというお気持ちになるのは、よくわかるし、必要な過程かと思います。ですので私はできる限りの発信を今後も続けたいと思います。
あなたが健やかな明るい未来へ向かいますように。
NPDサバイバー回復コーチ
堂前宏美
自分自身や他者の性格特性を理解することは複雑な場合があります。もし自己愛性パーソナリティの特性と一致するように見える特定の行動パターンについて明確さを得ようとしているなら、自己内省のため、または人間関係をよりよく理解するために、オンラインのナルシスト診断は初期の、プライベートなリソースとなりえます。これらのテストは通常、自己愛性パーソナリティ障害(NPD)に関連する一般的な特性(例えば、特権意識や共感の欠如)に基づいた質問を提示します。これが臨床診断ではないことを覚えておくことが重要です。NPDは資格のある精神衛生専門家によってのみ診断されます。しかし、このようなテストはいくつかの洞察を提供したり、さらなる探求や専門家との相談が必要なパターンを浮き彫りにするかもしれません。