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恋愛依存症における「スリップ」
依存症からの回復過程において「スリップ」というものがあります。スリップとは、例えばアルコール依存症の場合、一定期間禁酒していたのに、再度飲酒してしまうことです。 スリップしたからといってイコール依存症が再発したというわけではありません。ですが、一口飲んだことでそれを誘発する可能性はあります。 恋愛依存 症 における「スリップ」も同じです。相手から離れても ラブボミング が忘れられず、連絡をしてしまったり、 フーバリング されて戻ってしまったり、つらい夜にメッセージしまったり。昨日まであんなに頑張って連絡を断って新しい人生を始めたつもりだったのに、連絡してしまう。これがスリップです。 スリップをすると全てが終わりのように絶望してしまいがちです。でも、終わってないし諦めなくていい。それまでやめ続けていた自分をほめましょう。例えば1カ月連絡せずにいれたのなら、その1カ月頑張った自分をほめましょう。 スリップした時の絶望感は耐え難いほどに苦しいと思います。でも自分を責めないでください。 例えばこれがお酒の場合、1カ月禁酒してたのにまた
Aira-Life-Coaching
2月23日読了時間: 3分


恋愛依存症におちいっていませんか?自己愛性パーソナリティ障害(NPD)
自己愛性パーソナリティ障害(NPD)を持つパートナーとお付き合いしている方から、日々ご相談を受けます。多くの方が「毎日が感情のジェットコースターのようで苦しい」「傷つけられてばかりいるのにどうしても離れられない」「せっかく別れたのにまた相手の元に戻ってしまう」「離れてからだいぶ時間が経つのに、まだ相手の事を思い出してつらくなる」等 と苦しんでいらっしゃいます。 このように苦しい恋をしている方、もしかしたら恋愛依存症におちいっているかもしれません。 依存症とは本来「特定の物質や行動に心を奪われ、生活に支障がでているにも関わらず、やめたくてもやめられない」という状態のことです。 私はカナダでメンタルヘルスと依存症サポートワーカーとして、多くの依存症の方と接してきました。 依存症の状態と、特定のパートナーと離れられない状況は、非常によく似ています。 相手と会ったり連絡を取ると一時的にストレスが発散できたり、安心したりリラックスできるが、しばらくすると焦燥感や不安感、居ても立っても居られない気持ちになり生活に支障が出る。そんな状態はま
Aira-Life-Coaching
1月11日読了時間: 2分


ドーパミンと間接強化の罠ー自己愛性パーソナリティ障害(NPD)と離れられないのはなぜ?
自己愛性パーソナリティ障害(NPD)の人は、ターゲットを支配し続けるために、Intermittent Reinforcement (間欠強化)を巧みに行います。 「間欠強化」とは、冷淡な態度をとったり無視をしたり、別れをほのめかしてターゲットの心を揺さぶった後、優しい言葉や 愛の爆弾 を織り交ぜてターゲットを喜ばせ、その後急激にまた冷淡になる、そしてまた不意に優しくなる、その サイクル を利用してターゲットを支配することです。 暴力を振るった後急に優しくなる、という典型的なパターンを聞いたことがある人も多いのではと思います。 そうやって身体的・精神的虐待と優しさやプレゼントなどを織り交ぜることにより、ターゲットの心を支配しているのです。 NPDにターゲットにされている人は常にサバイバルモードになっています。人はサバイバルモードにおかれると、ほんの少しのポジティブな事柄を一筋の希望としてすがってしまいます。この人は完全に悪い人ではない、優しいところもあるし穏やかな時もある、と思ってしまうのです。 又、たまに優しさをもらう事で、ターゲットの脳内には幸
Aira-Life-Coaching
2024年4月4日読了時間: 4分
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