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恋愛依存症における「スリップ」

更新日:3月22日

恋愛依存症における「スリップ」

依存症からの回復過程において「スリップ」というものがあります。スリップとは、例えばアルコール依存症の場合、一定期間禁酒していたのに、再度飲酒してしまうことです。

 

スリップしたからといってイコール依存症が再発したというわけではありません。ですが、一口飲んだことでそれを誘発する可能性はあります。

 

恋愛依存における「スリップ」も同じです。相手から離れてもラブボミングが忘れられず、連絡をしてしまったり、フーバリングされて戻ってしまったり、つらい夜にメッセージしまったり。昨日まであんなに頑張って連絡を断って新しい人生を始めたつもりだったのに、連絡してしまう。これがスリップです。

 

スリップをすると全てが終わりのように絶望してしまいがちです。でも、終わってないし諦めなくていい。それまでやめ続けていた自分をほめましょう。例えば1カ月連絡せずにいれたのなら、その1カ月頑張った自分をほめましょう。

 

スリップした時の絶望感は耐え難いほどに苦しいと思います。でも自分を責めないでください。

 

例えばこれがお酒の場合、1カ月禁酒してたのにまた飲んでしまった、せっかく頑張っていたのに、自分はなんてダメな人間だろうと思う、絶望する。そして、もうこの苦しさを救ってくれるのはやっぱりお酒だけだ、という気持ちになって、もっと飲んでしまって依存症が再発してしまうことがあります。

 

恋愛も同じです。連絡してしまった自分、きっぱり関係を断てない自分、なかなか立ち直れない自分。回復できる気がしない、そういう焦燥感と絶望感。この苦しさを癒すには彼/彼女しかいない、と思ってしまうのです。だからずるずるそこからまた連絡して戻ってしまう。

 

でも、それが永遠の救いや癒しにはならないということを、あなたはもうわかっていると思うのです。

 

スリップしたら何度でも何度でも、またそこから始めればいい。ゼロに戻ったわけじゃない。すごろくの一回休むとか3コマ戻るとかと同じです。また1マスずつ進めばいい。終わってなんかいないのです。 何度でも何度でも、スタートラインに立ってください。

 

恋愛依存症についてさらに詳しく知りたい方は、


動画講座『恋愛依存症』をご覧ください。


依存症の専門家でもある講師が、依存症の知見から恋愛依存症を解説し、そこから抜け出すヒントをお伝えします。


・恋愛依存症とは

・依存症の脳内ホルモン

・なぜ離れられないのか

・依存から抜け出すには

 


あなたが健やかな明るい未来へ向かいますように。

 

NPDサバイバー回復コーチ

堂前宏美


 

*「恋愛依存症」についてXスペースでお話しました。聴いてみたい方はこちら

コメント


森の木

下記の内容に当てはまる場合は
「自己愛性パーソナリティ障害(NPD)」の可能性があります

相手の言動で以下のパターンに当てはまることはありませんか?

もしあてはまるなら相手は「自己愛性パーソナリティ障害(NPD)」の可能性があります。

  • ​あなたとの関係に第三者を持ち込もうとする(元恋人、他の友人、他の同僚など)

  • あなたが傷つくようなことをしたり言ったりした事を覚えていない、又は本気でなかった/冗談だったなどとごまかす

  • 冷たい態度をとった後、非常に優しくなる

  • 別れても友達でいようなどと言って関係を保とうとする

もしあなたが相手のこのような言動に傷つき悩んでいるなら

まずはあなたの頭の中でこんがらがってしまった糸を少しずつほぐしていきましょう

 

自分に一体何が起きているのか 相手との関係に何が起きているのか

だんだんとそれが見えてきます

やがてはっきりとクリアに理解した時

初めてあなたは自分にとってベストな選択ができるようになる

私がそのお手伝いをします

 

自由な心を取り戻して​ より良い自分の未来へと進んでいきましょう​​​

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